加茂暁星高校の野球部 監督の押切は判断を誤った?
今年も猛暑の夏となり、連日暑い日が続いていますが
またも痛ましい事故が起きてしまいました。
加茂暁星高校 野球部の女子マネージャーが
練習直後に低酸素脳症と
この野球部の監督だる押切さんとはどんな人物なのでしょうか?
彼の行動は正しかったのでしょうか?
詳しく調べてみようと思います。
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加茂暁星高校 野球部の監督 押切の行動
先月21日
新潟県加茂市の加茂暁星高校 野球部の
同高校から少し離れた野球場で行われた練習直後に
その事故は起こりました。
監督の押切さんの指示を受けて走った
2年生で16才の女子マネージャーが意識を失い倒れ
重体となり新潟市内の病院へ入院していました。
病状は回復することなく
残念なことに、
死因は低酸素脳症だったそうです。
近年熱中症対策は、周知徹底されていると思われていましたが
対応した監督の行動は正しかったのでしょうか。
状況としては
3.5キロ離れた野球場から
練習が終わった午後7時半ごろ走って学校へ戻ったそうです。
普段は用具を運ぶバスに乗車するそうですが
その日はケガ人のために、乗れなかったそうで
「マネジャーはマイペースで走って帰るように」
と指示されていたとのことです。
しかし、彼女は到着後すぐに玄関前で倒れてしまいます。
マイペースと言われても
日々練習を積んで体力がある部員に付いていこうと必死だったのか
駆けつけた監督は、息はあるとの判断で
AED(自動体外式除細動器)
は使用しなかったとのことです。
その判断は正しかったのでしょうか。
彼の本名は押切智直
神奈川県出身の41歳。
同高校では2014年の春、野球部の監督に就任しました。
その前は、
その年は神奈川県大会ベスト4の成績だったそうです。
同高校での活躍も期待され、
2012~2013年の大会では
一回戦、
就任した2014年の新潟県の秋季大会ではベスト8という結果に
県内では強豪校といわれる程になったようです。
彼は、そうとうな手腕の持ち主だったようですが
そこまでチーム力を上げるには
やはり選手一人一人の努力もあってのことでしょうし
もしかすると彼の期待に応えようと
皆がムリしてしまった部分もあるのかもしれません。
側でみていたマネージャーも、ひしひしと感じていたのかも。
この事故に関し、ネットでの反応は、
・監督がしっかりしてれば防げた
・「呼吸があるからAED使わなかった」ってなんだよ
などです。
加茂署は、業務上過失致死の疑いも視野に
関係者から事情を聴く方針としています。
報道内容から考えると
AED使用の判断が焦点となるのではないでしょうか。
通常AEDを使用する場合というのは
心停止の場合であり
意識がなく、呼吸もしていなければ使うべきなんだそうです。
今回、意識はなかったものの
呼吸はしていると監督が判断しAEDを使用されていないので
判断は正しいように思われます。
しかし、わずかな望みを託すということで
使用してみてもよかったのでは、との見方もあります。
心停止であるかの状態を、AED器機が判断してくれるからです。
器機が状態をみて
必要であればAEDが作動する仕組みになっているそうです。
心停止とは、意識、呼吸、
とっさのことでなかなか素人では判断がつかないこともあるかと思
この場合、自分の判断に任せず
AED使用を試していたら
状況が変わったのかもしれません。
しかし擁護する訳ではありませんが
その場の状況は、
責めるばかりでは何も変わらないとは思います。
いざその場に立ち会ってしまった場合
最善の対応をとることが果たして自分にできるのか
この事故を教訓に、
私も、
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加茂暁星高校の野球部の監督を責めず再発防止に活かす
加茂暁星高校の野球部の事故の詳細については
今後の捜査などで明らかになっていくのではないか、
亡くなった女子マネージャーの親御さんやご家族は
いたたまれない気持ちであるでしょう。
どこかに怒りをぶつけることもできず
気持ちを消化するしかない状態と想像されます。
部活中はある意味閉鎖されたもので、
その中での出来事は外からはなかなか分からないものなので、
監督の押切さんも本来ならあらゆる事を想定して
きちんとした対応を計っていかなければいけませんでしたが
彼を責めたところで仕方がないという事もあります・・・
ネットでは不謹慎ながらも
亡くなった女子マネージャーの名前や顔写真の特定作業が行われて
こういった動きで、今回の事故が拡散されることにつながり
事故の予防など、良い方向に進むことは、大歓迎なのですが
いらぬ方向に走り無意味な誹謗中傷を生まないこと、
また、
ご冥福をお祈りします。
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